ペットを飼うという事。

動物関連の専門学校を卒業し、ペットホテル勤務経験ありの平成生まれが皆さんに伝えたい事。

犬の問題行動は飼い主が原因!?それとも・・・

そもそも問題行動ってなに?

皆さん犬の問題行動って聞くと何が思いつきますか?
あまがみ・飛びかかり・無駄吠え・引っ張り癖・食糞など
これらの一般的に問題行動と言われている行動は犬にとって正常な行動です。
 (本能や習性そして日常生活から学んだ物事の因果関係による行動)
ですが人間社会で暮らす上で人がこの行動は問題だと考えればそれは問題行動になります。

どう対処すべき?

獣医による健康チェック飼い主のリーダーシップが必要になります。
 ※ごく稀に先天性の脳の病気により問題行動を起こす子もいます。
対処を考えなくても良いように子犬の時から正しい接し方をし問題行動をしないように予防しましょう。
成犬で飼い始めたり、成犬になった場合は根気よく、正しいタイミングでしつけをしましょう。
また、家族で一貫性を持って接しましょう。

問題行動をやめさせたいけど様々な方法があって『どれをしたらいいのか分からない』『逆に悪化した』
『試しているが全く変わらない』など持続的に1つの方法を続けていても効果ない又は悪化するといった場合もあります。
それはなぜか?

理由は簡単です。
その方法がその子に合っていないだけなのです。
テレビや雑誌などで『この方法でうちの子の問題行動はなくなりました!』と
時々見かけますがそれはその方法が合っていただけで同じ方法が自分の子に合うとは限りません。
また、テレビでのしつけ方法は一時的な事が多くまた元に戻る場合があります。
人でも『褒められて伸びる子』『厳しくされて伸びる子』など様々ですよね? 犬も一緒です。
その子に合った方法でしないといけないので見極めが重要になります。
しつけ方法はたくさん知っていて損はありません。
※正しい方法に限る
何度か試してみて効き目がなかったり、逆効果だと感じた場合は別の方法を考えましょう。

最後に

問題行動はご近所トラブルや対人・対犬トラブルに発展する場合があります。
そうなると賠償責任を命じられます。
『うちの子は咬まないから安心』という訳ではありません。
『他人に飛びついて倒れて怪我をしてしまった』『他人の車に傷をつけてしまった』など
人や犬に対して咬むことだけがトラブルに発展するという訳ではありません。
また、無駄吠えは一番ご近所トラブルの原因となります。
そういったトラブルを起こさないためにも問題行動をさせないように努めましょう。