ペットを飼うという事。

動物関連の専門学校を卒業し、ペットホテル勤務経験ありの平成生まれが皆さんに伝えたい事。

ペットホテルを利用する前に・・・

前回の記事がお泊りに関することだったので今回はペットホテルについて書かせていただきます。
ペットホテルを利用する際皆さんは何を基準に決めますか?
値段・スタッフの対応・家からの距離などあると思います。
今回は私が考えるペットホテルを選ぶときのポイントとスタッフ側からのお願いをいくつか書かせていただきます。

ペットホテルを選ぶときに気を付けることは!?

ペットホテルを比較する時に見る点は
1. 宿泊料金
2. ホテルまでのアクセス
3. スタッフが常駐しているか
4. 散歩等の有無  etc...

まずは1.2.について書いていきたいと思います。
宿泊料金に関しては施設によって1泊の計算も違いますので直接お問い合わせをすることをお勧めします。
ケージ(部屋)のサイズで料金を決める施設犬種で料金を決める施設がありますので
不明な点は遠慮なく問い合わせをしましょう。
※今はメールでの問い合わせOKも多いです。
また、ホテルによっては送迎してくれるところもあります。
公共交通機関で行く場合は送迎してくれる方が有難い事もあります。
旅行の交通手段から考えても良いでしょう。

そして3.4.について書いていきたいと思います。
ホテルによってはスタッフが24時間常駐している施設営業時間以外は無人になる施設があります。
飼い主としてはやはりスタッフがずっと居るという方が安心感はありますね。
ペットショップのホテルは基本的に夜は無人になります。
また、散歩等の運動は犬にとって気分転換にもなりますし散歩でしか排泄をしない子にとっては大切な時間になります。
ドッグランがあるホテルも増えてきています。
ですが散歩に行かないという施設もありますのできちんと確認をしましょう。

その他にも持参するもの、ホテルに備え付けとしてあるものや冷暖房などの設備などきちんと確認をしましょう。

スタッフ側からのお願い

ここからは私が過去に勤務していた時に感じた事をいくつか書かせていただきます。
ワクチンなどの予防接種に関して預かり中の問い合わせ

ペットホテルに預ける際は3種又は5種以上の混合ワクチン接種と
狂犬病ワクチン接種を1年以内にしていることをほぼ必ずお願いしています。
※混合ワクチンに関しては3年に1度でいいという獣医さんが増えていますので3年に1度の方も次回接種日が記載されているので  その日付を超えていない場合はOKのはずです。

室内犬だからワクチンを打ってないという方も居ますが予防の為なので関係ありません。
※アレルギー等の特例以外は預ける前はしてください。
※アレルギーの場合は接種できないという証明書をお願いする場合もあります。
ホテルのよってはフィラリア予防・ノミダニ予防もお願いされます。

また、お泊り中に心配になってどんな様子かを問い合わせされる方も居ます。
その点に関しては私共は大歓迎です。
安心してご旅行に行っていただきたいので。
ただし、時間を考えていただきたいなと思います。
特に海外旅行に行かれた方で夜中に電話をされる方も居ますが出来ればやめていただきたいです。
私どもも普通の人間ですので24時間365日全てを把握しているわけではありません。
どうしてもという方はメールでお問い合わせいただければよいかと思います。

最後に

今回は私が勤務していた時に特に思ったことや感じたことを書かせていただきました。
施設によっては書いたことが適用されない事があるので詳しくは直接お問い合わせください。
また、大事な家族の一員であるペットをお預かりする上で私共は細心の注意をしています。
ですが、ストレスによる体調不良・吠え過ぎで声がかれることやトイレを全くしてくれない子もいます
その時はペットホテルとの相性が悪いと思われてください。
長期休暇などでご旅行に行かれる方もいらっしゃると思いますので少しでも参考なればと思います。